角川俳句賞 俳句研究賞の授賞式。

1月20日に東京會舘で午後5時より角川賞の授賞式があった。
第51回角川俳句賞に原雅子さん、第20回俳句研究賞に対中いずみさんが受賞されたのであるが、原雅子さんは少し前にふらんす堂から『日夜』という第1句集を刊行されている。一方、対中いずみさんは田中裕明氏に師事されていた方で、「ふらんす堂句会」にも参加されていたというお二人ともご縁のある方である。
私はお二人にお祝いを申し上げたく思い、もちろん出席したのであるが、原雅子さんにはあまりにも沢山の人たちのなかですぐにお目にかかることができず、ウロウロしているうちに二次会へと行ってしまわれたらしい。
お祝いをきちんと申し上げられなかったことが残念。

対中さんには沢山お目にかかれ、しかも田中裕明夫人の森賀まりさんにお会いできたのは思いがけない喜びだった。もと「ゆう」の方々もいらしていて、昨年ふらんす堂から『雪月』という優れた句集を出された満田春日さん、昨年12月に『霜天』という充実した句集をおつくりさせていただいた加藤喜代子さん、そしてそのお孫さんの中村夕衣さんなどなどにお会いできたのは本当に嬉しいことだった。
対中いずみさんの受賞を天上の田中さんが何よりも喜んでおられると思う。
対中さんが新しく所属された俳誌「椋」の代表石田郷子さんも加わり楽しい受賞の会のひとときだった。(山岡喜美子)