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高遠弘美著『お風呂の歴史』(白水社刊)

今日はきのうにつづいて春到来を感じさせるうららかな一日となった。 仕事場のすぐ近くに、天然酵母のパン屋さんが出来たので、お昼はそこのパンを買う。 小さなパン屋さんで、いかにもおいしそうなパンがささやかに並べられていて、もうすでに3人くらいの…

後藤比奈夫氏より色紙をいただく。

ふたたび、後藤比奈夫氏より色紙をいただいてしまった。 私は後藤氏の書が大好きである。 見ているとこちらの心までやさしくなってくるような、心の中にたくさんのわだかまりがあってとげとげしていても、その書かれた文字にふれるとあたたかな気持ちになっ…

俳壇 歌壇 懇親の集い

アルカディア市ケ谷で例年の本阿弥書店による「俳壇 歌壇の集い」があり、中井愛と出席する。 俳人、歌人も一緒のパーティなので、会場はいつも大変にぎやかである。 能村研三氏、宗田安正氏、雨宮きぬよ氏、斎藤慎爾氏、村上喜代子氏、などなどいろいろとご…

河津聖恵さんの現代詩文庫刊行なる。

詩人河津聖恵さんの現代詩文庫(思潮社)が刊行になった。思潮社の担当の藤井一乃さんから二冊送られてきたので、さっそく手にする。本のうらの河津さんの詩歴のところに、おおなんとあるではないか、ふらんす堂の文字が…。ウフフフッ、嬉しいぞ。 この伝統…

「春月」出版記念会に行ってきました。

と言っても先月の28日のことです。すっかり遅くなりました。 戸恒東人主宰の「春月」出版記念会に行ってきました。 少々脱線しますが、待ち合わせに遅れるのが苦手です。 特にパーティなどは前日にインターネットなどで乗り換え案内を綿密にチェックして、…

小澤實氏の句集『瞬間』 今年度読売文学賞を受賞!

寒い一日となった。 大方の人はしっているのかもしれないが、小澤實氏の句集『瞬間』(角川書店)が今年度の読売文学賞を受賞。私はなんとこの情報を昨日知る。出版界にいながら、どうもこういう情報をキャッチするのが遅いのである。 ともかくも小澤氏には…

薦田愛(こもだ・めぐみ)さん来社

今日は中井愛が体調をくずして早退。渡邊真紀は用事がありやはり早退。 ほかのスタッフ達は休みの日にあたり、ふらんす堂は私以外に加藤泰子と松田聡子の二人のみというめずらしく静かな一日であった。 いつも和気靄々としている仕事場がなんとも静かで、一…

「俳句」2月号にYAMATO登場

角川書店発行の綜合誌「俳句」2月号の俳壇ニュースのところに私の愛猫YAMATOが載った。 「おお、なんと可愛いことか!」とスタッフたちに見せてまわり、まわりの猫好きにこれから喜びのメールを送るつもり。編集長海野謙四郎さんのご好意による。 海…

『うらしろ』の装丁

江村晴子さんという20代の新鋭詩人の句集を間もなく刊行する予定。 その装丁を北見俊一さんにはじめてお願いする。 詩人有働薫さんの詩集『ジャンヌの涙』の装丁、造本をてがけた方である。 『ジャンヌの涙』をいただいた時、その造本の美しさに胸を打たれ…

高田正子句集『花実』を大型書店に配本します

第29回俳句協会新人賞受賞した高田正子句集『花実』を 大型書店を中心に配本いたします。 今月終わりに書店に向けて発送いたしますので、 店頭に並ぶのは2月の始めごろになるかと思います。 実際にお手にとっていただけるチャンスです。 取扱書店の詳細は、…

詩のサイトの新しい試み

昨日は高田正子さんの俳人協会新人賞の嬉しい知らせを貰ったあと、前から約束をしていた詩人の方たちと遅い新年会をする。 北爪満喜さん、杉本徹さん、手塚敦史さん、杉本真維子さん、キキダダマママキキさんと私の6人である。 北爪満喜さんは、昨年ふらん…

高田正子句集『花実』第29回俳人協会新人賞に決定

こんな良い天気の土曜日というのに、相も変わらず仕事。 夕方近く、電話がなる。なつかしい声だ。 高田正子さん! 昨年の6月に句集『花実』を刊行された方である。 電話の内容は『花実』が今年度の俳人協会賞新人賞に決定したということ。 嬉しい!! 良か…

ふらんす堂通信107号発送

それにしても毎日本当に寒い。 歩いて仕事場へ行こうと思い玄関を出るや、いや自転車でと鍵をとりだし、よこにある車に目がいくと、何だかいつの間に車に乗って仕事場をめざしていたという、ふがいないことである。 この寒さは私のちっぽけな気合いなど、い…

角川俳句賞 俳句研究賞の授賞式。

1月20日に東京會舘で午後5時より角川賞の授賞式があった。 第51回角川俳句賞に原雅子さん、第20回俳句研究賞に対中いずみさんが受賞されたのであるが、原雅子さんは少し前にふらんす堂から『日夜』という第1句集を刊行されている。一方、対中いずみさん…

「ふらんす堂通信107号」校了。

今日は朝からふらんす堂通信の校了に向けて、おおわらわ。 コンピュータが不機嫌で大変な思いをしながらも、どうにか校了となり、遅くまで残業することもなくて良かったと思う。 みな、帰宅の足取りはさぞ軽いことでしょう。本当にご苦労さまでした。 何しろ…

川島葵さん

2002年にふらんす堂のホームページで連載した石田郷子さんの「野をうたう」を今年は刊行すべく、スタッフの中井とともに編集作業を昨年からすすめている。 俳句に詠まれた野の草花を1日1句というかたちで紹介したものであり、ずいぶんと珍しい草花の俳…

古舘曹人氏にお目にかかる

今日は寒さが少しやわらいで、道行く人の顔にもどことなく優しさがただよっている。 去年の暮にお電話をいただき、約束をした俳人の古舘曹人氏に会いに麹町の和菓子のお店「鶴屋八幡」まで出向く。 2時ちょっと前に着くと、すでに氏は来ていて、お目にかか…

俳句日記のこと

夕方、ホームページに今年度の「俳句日記」をお願いしている深見けん二氏より電話を貰う。 氏はこの「俳句日記」について、力を入れて取り組んで下さっている。 自らコンピューターを開き、日々、この「一日一句」を見て下さっているということも嬉しい。 元…

今日から仕事始め

身も凍るような寒い朝、今日から仕事はじめ。自転車で出社。 風を切つて自転車をとばしてゆくと、寒さもなんだか快適。 仕事場に行くとスタッフはほぼ出社していて、ああ、これから新しい年の仕事がはじまるんだとちょっと緊張して机につくやいなや、鷹羽狩…

中村文子句集『賀状』代送

今年最後の仕事は、中村文子さんの句集『賀状』代送分約150冊を郵便局に取りに来てもらうことである。三が日に皆さんの手元に届けたいという著者の意向によるもの。たったいま、それが完了。さあ、あとはカレンダーを掛け替えて、今年の仕事は終わり。 い…

詩のサイトについて

来年から、ホームページの詩のサイトに新しい企画を考えている。 ずっと前から思っていたことであるが、なかなか実現することができず、暖めてきたものである。 そのことで、詩人の手塚敦史さんと仙川で会う約束がとれ、12時に待ちあわせ。 お昼を食べなが…

黒瀬珂瀾「今日の一首」

2006年の1月1日からはじめるHPの新連載「今日の一首」の準備をいよいよ始める。 歌人の黒瀬珂瀾さんにお願いしたのだ。 かなり前から、短歌の連載もしたいと思っていたのであるが、今年の6月だったかしら、詩のシンポジウムで、黒瀬さんに始めてお…

代送準備

ふらんす堂は昨日が仕事納め。ではあるが、まだまだ仕事が残り、出社。多分私は、31日まで出社することになると思う。いや、来年の5日の仕事始めまで、ほぼ毎日仕事場へは顔を出すことになる。 もうこれは仕方のないこと。 午前中から年賀状書きを必死で…

各新聞の紹介記事いくつか

今日で仕事納め。皆朝から慌ただしく仕事をしている、そうして午後からは大掃除。 一年の垢をおとすべく、でも私の机の廻りにあるいただいたままで返事も書いてない書籍の山。 ウーム、申し訳ない……。 各新聞に小社の本が紹介されている。まず、日経新聞、1…

ふらんす堂通信別冊「田中裕明 追悼」

今日は土曜日、休日なのであるが、そうも言っておられず仕事場に行く。 営業代行の門田克彦さんより電話を貰い、新聞評をFAXしてくれると言う。 読売新聞22日の夕刊に小澤實氏が、「田中裕明 追悼」について触れてくれているということである。 「追悼…

深見けん二句集『水影』 来年3月刊行

来年3月、深見けん二氏の精選句集がふらんす堂文庫より刊行されます。 ご好評をいただきました『日月』をはじめ、全作品から深見氏自身が精選された 約350句を収録いたします。定価は税込み1260円です。 ただ今、ご予約承っております。小社ホームページ、…

今年の5冊にふらんす堂の書籍が選ばれました

少し遅くなりましたが、12月15日付けの毎日新聞に“この1年 詩歌の現在”と題して 酒井佐忠氏が選んだ“私の5冊”が掲載されています。句集5冊に、ふらんす堂刊行書籍の次の3冊が取り上げられました。 深見けん二句集『日月』 桑原三郎句集『不断』 奥阪まや…

詩人・渋田耕一氏死去

詩人の渋田耕一氏が12月9日に亡くなられた。 今日の午前中に詩人の河津聖恵さんより、電話を貰ってそれを知る。 氏は、今年の5月に第4詩集『欠けた円周』を刊行されている。 この詩集の原稿をいただきに横浜のご自宅にうかがったときには、すでに闘病中…

2006年今日の一句の準備を始める。

2006年の「今日の一句」は、深見けん二氏に「俳句日記」として、毎日俳句作品を、片山由美子氏には「色の一句」として、「色」をテーマに俳句作品を紹介していただくことになった。 本日、両氏から、お原稿をいただき、いよいよ来年に向けての準備を始め…